容疑者

夜な夜な自転車を漕いでいたら私服警官?に声をかけられた。警棒とモルダーがもっていそうな棒ライトを持っていた。ドラマの様に、警察!という感じではない。30代前半髪の毛が疲れ気味と40代前半優しいお父さん風の2人だった。髪の毛疲れ気味の方は棒ライトの光が私の目に入らないよう注意しながらも手や視線の動きを厳しく警戒し、大きく踏み込まないと手が届かない程度の距離をとっている。優しいお父さん風は背後に付き少し遠いところで私の動きを見ながら携帯で何やら話していた。電話を終え、近づいてきたお父さん風が言うには背格好は情報とぴったりだけど犯人は眼鏡をかけていないから帰っていいとのこと。警察をも黙らせる眼鏡。すごい威力。すごい小宇宙。
初めて容疑者扱いされて思ったのは本気で人を捕まえ様としてる人は殺気みたいの出てる。すんごいプレッシャー。あんなんが探しにくるなら悪い事してもすぐ捕まる。あ、でも眼鏡しておけば大丈夫かも。